言語聴覚障害に関連するその他の障害
脳病変による言語聴覚障害には、言語以外の高次脳機能障害といわれる症状も同時に起こることがあります。
失語には、聞いたことをとっさに覚えておけない「聴覚的記銘力障害」が必ずといっていいほどみられますし、同じ行為や言葉を反復してしまう「保続」もしばしば起こります。
「注意障害」「記憶障害」「知能障害」「情動の障害」や、時には「失認」という認知の障害、「失行」と呼ばれる行為の障害も合併します。
構音障害には、食物をうまく飲み込めなくなったり水でむせたりするような「嚥下障害」が同時に起こることがよくあります。
嚥下障害は肺炎を引き起こす原因にもなり、命に直結する障害なので、とりわけ抵抗力が低下しているお年寄りにとっては切実な問題です。
顧下機能の評価や訓練、食物の形状や食べ方の工夫の指導などに積極的に関わるSTが近年増えており、STが活躍する重要な一分野となっています。
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