言語発達遅滞
言葉の発達はとても個人差が大きいものです。
普通は一歳に話し始めますが、中には二歳後半になってようやく話し始める子供もあり、二歳後半くらいにならないとなかなか言語発達の異常は明らかにはなりません。
この頃になっても、聞こえには問題はないのに言葉が出てこない、
何語かはしゃべっているがなかなか言葉が増えてこない、
などの症状があれば、言語発達遅滞として扱うことになります。
原因は、多くの場合特定できませんが、言葉以外の発達がどうであるかをみることによって言葉の学習が遅れている理由が推測でき、言葉の学習の遅れを一時的なものと考えてよいか、今後の発達にも影響がありそうか、ある程度見当をつけられます。
とりわけ、言葉の指示に従った行動がとれるかどうかが、その後の発達を考えていく上での大きな指標となります。
最近は、言葉は割合話せるのに言葉の指示に沿った行動がとれない子供が増加する傾向にあります。
このような子供は、会話が長続きしなかったり相手にわかるよう配慮して話すことができないなどの問題があるので、人との言葉のやり取りを練習する必要があります。
さまざまな発達の遅れのある子供に言語発達遅滞が起こる可能性がありますが、大部分の子供は、自閉的傾向があったり、ダウン症であったり、脳性麻痺であったり、注意の障害があったり、多動傾向があったり、言葉以外の理解力が遅れていたりなど、さまざまな問題を抱えています。
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