言語聴覚障害学
言語聴覚障害に関する知識の体系は、「言語聴覚障害学」と呼ばれます。
言語聴覚障害は紀元前のパピルスにも書かれてあるほど古くから人間につきまとってきた問題ですが、学問体系として確立されたのは20世紀になってからで、まだとても若い学問です。
言語聴覚障害学は、基礎学問の知識を踏まえて言語聴覚障害の症状、原因、訓練方法などを考える応用学問体系です。
言語症状を理解し、どのようにするか方策を考えるためには、医学、心理学、言語学、物理学などのさまざまな分野の知識が必要です。
言語聴覚障害学は、たくさんの領域と関連している学問です。
ここで忘れてならないのは、STは「言語症状」ではなく言語聴覚障害を持つ一個の「人間」を対象としているのだということです。
言語聴覚障害学という専門的な立場から言語聴覚障害児者と接していても、コミュニケーションの問題だけを考えればよいのではなく、
広い視点から相手のことを考えていかなければなりません。
ST自身の物の見方、人生観なども仕事を進める上で常に問われることになります。
専門知識を手にいれるだけではなく、自分自身を育てていくことも忘れてはならないのです。
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