理学療法士を目指す人の、必要な考え方
理学療法士(PT)の行う療法は、人と向き合い人の生活の営みを捉えて関わる仕事ですから、理学療法士自身の健全な精神と肉体が基本となることはいうまでもありません。
これから理学療法士の仕事を目指す人たちは、さらに、今のこの社会が障害者にとってどういう社会状況にあるのかということをもっと感じとることが重要です。
現在リハビリ室で受け入れている実習生は、患者さんたちの社会生活の側面をあまりにも知らなさすぎる
と、ベテランの理学療法士の方が言っていました。
今の社会全体が、障害者にやさしい社会ではないということをわかっている学生は少ないような気がします。
患者さんがどういう生活状況のなかにおかれているのか、
あるいは障害をどのように受け入れて、どのように立ち向かっていこうとしているのかなど、理学療法士としてどのような援助をしていけば、患者さんとの信頼がうまれ、こころを動かすことができるのかといったことなど、
つまり、患者さんの生活イメージをどう描いてプログラムを作っていくかということが、これからの理学療法士には必要ではないかと思います。
そして障害をもった人たちの声が社会全体に届き、ふつうの生活が取り戻せるよう行政サイドとも協力しながら、よりよい地域リハビリテーションの充実を目標に、いろいろな生活体験を積み上げてほしいと思います。
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