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医療の仕事に就きたいと考えている方へ
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医療スタッフとしての適性と心構え
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医療スタッフの勤務状況
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医療の進展と高齢化社会到来で変わった医療スタッフの世界
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医療技術者の魅力と将来性
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医療の仕事に携わる者の心構え・適正
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現代の医療は各スペシャリストが連携を取って患者を救う
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医療技術者は、高度な技術を身に付けることが必要
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医療技術者と呼ばれる人達
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医療の仕事に就きたいと考えている方へ
あなたにとって一番大切なものは?
きっと「命」と答える人が多いことでしょう。
年配者なら「健康」と言うかもしれません。
命や身体を粗末にするような事件がマスコミをにぎわせていますが、全体から見れば、それはごく一部でしょう。
かけがえのないものは人の命。
昔の人も「命あっての物種」と言いました。
日本人の寿命は年々長くなっています。
いかに毎日を心身健康に過ごし、人生を全うするか。
それが、世界でも最高クラスの寿命を授かった我々の責務だと言って過言ではないでしょう。
せっかくの寿命を半病人で送るのでは、お互い面白くありません。
生命科学の進歩は目覚ましく、ついに「生命の設計図」であるヒトゲノム(人間の全遺伝情報)の全体像が明らかにされました。
医学分野の研究は今後一層、進展することでしょう。
しかし、どんな医薬品が登場し、どんなに機器やロボットが進歩しても、病原菌のほうでもどんどん変身を遂げて挑戦してきます。
人間が不健康になること、心身の病気になること、ケガをすることは避けられません。
最終的に病人や患者を治し、いやすのは、人の手業と温かな心ではないでしょうか。
命を救う、健康を保つ、検査する、心をいやす、痛みを和らげる、機能を回復する、そのための装具を作る……、多くの知恵と技術が命と健康を支えています。
医師と看護士(婦)以外にも、多くの職種があり、資格があり、たくさんの人たちが全国で働いています。
このサイトは、そんな仕事の一端に身を置きたいという人のために頑張ってためになる記事を書いています。
手引きとして、ぜひお役立てください!
カテゴリー:医療技術者の仕事と将来性
医療スタッフとしての適性と心構え
これまで見てきたように、急速な社会の高齢化や救命医療技術の進歩などに伴い、「第3の医療」としてのリハビリテーション医療に携わるスタッフへの期待はますます大きくなっている。
そのため、こうしたリハビリテーション・スタッフを職業として選択した場合、専門職としてそれなりに安定した人生を期待することはできるだろう。
しかし忘れてならないのは、どのような形の医療でも、スタッフがおたがいに十分に協力し、患者が「より人間らしく生きられる」よう、それぞれの持ち場で目貫を尽くすことが求められることだ。
言語聴覚士や視能訓練士、義肢装具士はそれぞれに高度な専門知識と技術を要求される医療スタッフであり、みずからの仕事に対してプロ意識と高いプライドをもっていて当然である。
ただし、リハビリテーション医療にとってひとつの専門分野だけが一人歩きすることは好ましい結果をもたらさない。
さらに、期待されている分野であることにまちがいはないが、
患者が障害を克服し十分に社会復帰を果たすためには、なお、リハビリテーション医療自体が置かれている社会的な位置づけ、各資格職の社会的な認知度と医療の世界における位置づけなども、しっかりと認識しておく必要がある。
カテゴリー:医療技術者の仕事と将来性
医療スタッフの勤務状況
ほんの数年前までは、日本は世界一長い就労時間・教育時間をもつ国だったが、現在では、一般企業の週休2日制の採用が進み、学校やいわゆる「お役所」は土日休みの完全週休2日制となった。
では、病院や診療所といった医療機関の場合はどうだろうか。
救急病院などの場合は、24時間体制で医師や看護師がシフトを組んでいる場合が多い。
そのため医療技術者も必要な場合はシフト制を実施している。
そこで医療にかかわる
「病院の職員は休みが少ないのでは」
と思っている人がいるかもしれないが、じつは医療機関もここ10年あまりで週休2日制の導入が進み、なんらかのかたちで週休2日制を実施する病院は急速に増えた。
現在、完全週休2日制を採用している病院は43%と半数近くを占めている。
厚生労働省発表の「週休制の状況」という企業を対象とした調査結果によれば、
いわゆる中小企業(従業員100~999人以下)で週休2日制を取り入れているところは平成12年度で95.7%、完全週休2日制のところは43.4%となっている。
つまり、病院と企業ではほとんど変わらないことがわかる。
ただし、学校や企業と違い、病院では、土日がお休みというところは少なく、日曜日とあと1日は週のいずれかに休みを取る、というのが一般的である。
もうひとつ、一般企業と違う点が「大きな病院だからといって週休2日が保障されているとは限らない」ことだ。
厚生労働省「週休制の状況」では、いわゆる大企業(従業員1000人以上・大学病院程度の規模)では、週休2日制の導入率は98.0%、そのうち完全週休2日制を採用しているところは75.7%だが、
病院の場合、大学病院もしくは公的(国立・都道府県立、市町村立)病院でも、月2回土曜休みであとは半ドン(午前のみ診療)のところが多い。
そこのところが、少しようすが違うことは認識しておく必要があるだろう。
カテゴリー:医療技術者の仕事と将来性
医療の進展と高齢化社会到来で変わった医療スタッフの世界
たくさんの「医療職」が働く医療の現場
「医療の仕事」と言ったとき、みなさんは、まず「医師」という職業を思い浮かべるだろう。
しかし、実際の医療の現場には、たくさんの 「医療職」があり、それを職業とする人びとがそれぞれ異なる専門技術をもち、患者の治療にかかわっている。
医師以外の医療職に携わる人びとは、「コ・メディカル」(医療に従事する者)と呼ばれている。
コ・メディカルは、医師がすべてを行うことが原則となっている医療行為を「補助する」役割だ。
代表的なコ・メディカルとして、看護師、そして薬剤師がいるが、ほかにも国家資格のコ・メディカルはたくさんいる。
臨床検査技師、診療放射線技師、臨床工学技士、言語聴覚士、視能訓練士、義肢装具士、理学療法士、作業療法士、精神保健福祉士、救急救命士、管理栄養士…、
そしてこれら国家資格のコ・メディカルは、それぞれ法律によって、肩書きを名乗ることや、やるべき仕事が決められている。
なお、これ以外にも、実際の医療の現場には、国家資格のないコ・メディカルも多く活躍している。
医療ソーシャルワーカー、臨床心理士、音楽療法士、診療録管理士ほか、最近では臓器移植コーディネーター、臨床試験コーディネーターなども登場してきた。
医療の前進とともに必要性を増してきたコ・メディカル

このようなさまざまなコ・メディカルが、医療の現場で注目を浴び重要な役割を担うようになった理由に、医療の進展と高齢化社会の到来が挙げられる。
「なぜこの病気になるのか」
「治す方法はないのか」
「なんとか命だけでも救うことはできないか」…、
そんな思いや願いが原動力となって、近年の医療は多くの命を救い、病気を治す治療技術を開発してきた。
治療に直接関係する手術器具などはもちろん、病院に行くと(あるいはテレビなどの映像で)、医療現場がさまざまなハイテク機器で囲まれていることがわかるだろう。
CT、MRIと呼ばれる大型の精密検査機器の開発は、脳の血管の状態までも見て取れるようになり、脳卒中などの重大な病気を、ある程度、事前に察知することができるようになった。
人工呼吸器、血液透析機器などの生命維持管理装置は、人の生きる力をサポートするうえでなくてはならないものとなっている。
ところが、このようなハイテク機器は、医療を大きく前進させるいっぽう、
医療そのものを以前とは比べものにならないほど複雑で労力を必要とするものへと変えた。
そのため、いままでの医療の基本原則だった「医療行為は医師が行うべきこと」が、現実問題として無理になったのだ。
そこで医師とともに患者をサポートできる医療の担い手=コ・メディカルが求められるようになったというわけである。
また、治療技術の進歩で複雑になった医療は、医療そのものを細かく分けることにもなった。
そのひとつが「リハビリテーション医療」だ。
リハビリテーション医療は、そもそも20世紀前半の2度の世界大戦、および近代社会で発生した災害などを契機に確立したといわれている。
そのおもな対象は、戦災、労働災害、交通事故などによる手足の障害が中心だった。
しかし、治療技術が進展するにつれ、リハビリテーション医療の対象は徐々に広がり、生きるか死ぬかにめどがついた後の社会復帰までの医療、すなわち回復期の医療として位置づけられるようになっていった。
医療からリハビリテーション医療へ
また、社会の高齢化も、リハビリテーション医療台頭のきっかけとなった。
高齢者に多い脳卒中や脳梗塞は、手が動かない、歩けない、しゃべることが困難といった障害が残ることが多く、
また糖尿病などは視力の低下、ときに手足の切断といった重大な障害を生じるためだ。
高齢化社会の到来で、リハビリテーション医療の対象となる患者が増え、注目と期待を高めたのだ。
そのような流れを見てのことだろうが、1992年の第2次医療法改正で、医療の理念が
「単に治療のみならず、疾病の予防のための措置およびリハビリテーションを含む良質かつ適切なものでなければならない」
と定められたことは決定的だったといえる。
この法改正によって、リハビリテーションは医療としてはっきりと位置づけられ、さらに1993年に制定された障害者基本法を機に、リハビリテーションは、身体障害、聴覚言語
障害、視覚障害、知的障害、精神障害などあらゆる「障害」を対象とする学問としても明確に位置づけられるようになったといわれている。
最近では 「リハビリテーション病院」や、「リハビリテーション学院」といった病院や学校の看板を、地域の中で見かけることもめずらしくなくなった。
そして、リハビリテーション医療への注目は、2000年にスタートした介護保険制度でさらに高まった。
この制度によって、リハビリテーション医療は、医療と福祉の両分野にまたがるサービスメニューとして位置づけられたからだ。
いまや、リハビリ関連のスタッフには、病院や施設の中だけでなく地域での活躍が期待されるようになっている。
その期待は、今後大きくなることはあれ少なくなることはないだろう。
言語聴覚士、視能訓練士、義肢装具士は、このリハビリテーション医療を担うコ・メデイカル専門技術者だ。
ただし、これらの資格に関する法律がきちんと定められたのがごく最近であること、
また、同じリハビリテーション医療を担う理学療法士や作業療法士に比べると、現実的なニーズがまだまだ少ないこと、
医師や看護師ができない業務でないことなどから、
コ・メディカルの中でもまだまだ少数派であり、知られていない存在であることは否定できない。
けれど、決してニーズが少ないわけではなく、その活躍のフィールドは、医療だけでなく、福祉の分野にも広がっている期待の職種なのだ。
カテゴリー:医療技術者の仕事と将来性
医療技術者の魅力と将来性
医療の現場で活躍する技術者
わが国の平均寿命は80歳を越えています。
人生50年といわれていた時代のことを考えると本当に夢のようです。
これは、戦後の日本における衛生思想の普及、栄養の改善などとともに医療技術の発達が大きな力となっていることは否定できません。
今後についても、高齢化はますます進み、2025年には国民の4人に1人は65歳以上の高齢者になるといわれています。
未来の日本社会を見据えた場合、医療に携わる技術者はますますその必要性を増していくことでしょう。
また、医療技術者の需要は、病院のほかにも、リハビリテーションセンター、保健所、衛生研究所、検査センター、老人ホーム、老人保健施設などでも増えています。
医療の高度化と医療技術者の役割
20世紀は科学技術の時代といわれ、多くの発明がなされ、それが私たちの生活に生かされてきました。
医療技術の分野においても当然のことながら多くの発明、発見が私たちの生命を守ることに役立ってきました。
その典型的な例が、1895年、まさに20世紀がはじまろうという時にW.C.レントゲンによって発見されたエックス線です。
エックス線は医療の現場に応用され、多くの病気の治療や予防に役立ってきました。
このエックス線撮影を受け持つのは医療技術者である診療放射線技師であり、医師でさえもエックス線撮影はすることができません。
現代の総合病院は多くの医療機器にあふれ、それを扱う医療技術者が忙しく働いています。
医療技術の進歩はめざましく、医師だけの力量では病気に立ち向かえなくなっています。
これからの医療は、医師、看護士、医療技術者がぉ互いの能力と技術を持ち寄って治療に当たるチーム医療が当然のこととなってきます。
全国の病院で働く医療技術者は10万人、医師の数は約16万人といわれています。
今後は医療技術者の数はますます増え、医師の数に匹敵するものと予想されます。
それに伴って、最新の医療技術と医療に従事する者としての強い倫理観に支えられた技術者が求められていくことでしょう。
カテゴリー:医療技術者の仕事と将来性
医療の仕事に携わる者の心構え・適正
私たちのまわりには実に多くの職業があり、それぞれの場所で自分の仕事をこなしています。
物の生産に携わる人、販売の仕事をしている人、この世の中は多くの人の分業によって成り立っています。
映画「モダンタイムス」の中でチャップリンが皮肉ったように、
社会の構造がますます複雑になることで、自分のやっていることが歯車の一つのようになり、ともすれば自分の仕事が全体の中でどんな役割を果たしているのかを見失ってしまうこともあります。
医療の場でも、医師、看護士、医療技術者、事務職員と多くの職種の人々が働いています。
医師といえども、医療行為全般を行うことは不可能であり、それぞれの分業によって一つの仕事が完結するという意味では、一般の社会と変わることはありません。
しかし、医療の仕事というのは、分業の中で自分のやっている仕事の意味と目的がはっきり見極めやすい仕事であるということができます。
実際に目の前に患者がいて、医療技術者がその検査を担当するということであれば、その目的は患者の健康の回復ということであるわけです。
何よりも医療の仕事に携わる者は、患者の命を救うという使命感に燃えていなければなりません。
さらに加えて、仕事に対する適性ということがあります。
他の仕事に比べて、いったん資格を取得してその仕事についた場合、方向転換が難しい仕事です。
自分が選ぼうとしている仕事がどんな内容なのか、そのためにはどんな適性が要求されるのか、じっくり考える必要があります。
時には実際にその仕事についている先輩の話を聞いたり、仕事の場を見学させてもらうことも有効です。
カテゴリー:医療技術者の仕事と将来性
現代の医療は各スペシャリストが連携を取って患者を救う
現代の医療は医師を中心に、多くの医療技術者によるチーム医療が普通のこととして行われています。
例えば緊急を要する手術の場合、手術を担当する医師や看護士はもちろんですが、CTやエックス線撮影を担当する診療放射線技師、検体の検査や心電図の動きを見守る臨床検査技師、人口心肺装置をコントロールするのは臨床工学技士の仕事です。
手術室の中では全てが医師に見えるのかもしれませんが、同じ手術着を着ていても実に多くのスペシャリストが一人の患者の命を救うために働いているのです。
手術が終わった後、患者の社会復帰のためのリハビリテーションを担当するのは、理学療法士や作業療法士といった人たちです。
カテゴリー:医療技術者の仕事と将来性
医療技術者は、高度な技術を身に付けることが必要
医療技術者は、それぞれの専門においては、時として医師よりもより高度な技術を身につけていることがあります。
これまでは、医師の指示による行為であったものが、医療技術の専門化、高度化により、医師に対して専門の立場からサジェスチョンを与えるまでになってきています。
これからは、医師の協力者という縁の下の力持ちのような立場から、
医療チームの一員として対等の立場で患者に対峠するという形になっていくものと思われます。
このことは医療技術者の社会的地位の向上という観点からも喜ばしいことです。
一方で人命を預かる責任も自覚されなければいけません。
医療行為は常に人の命にかかわることですから、一瞬の油断も許されません。
同時に不安を抱えている患者さんへの思いやりの心も、医療に携わる人たちに求められる資質です。
カテゴリー:医療技術者の仕事と将来性
医療技術者と呼ばれる人達
医療の高度化と医療技術者の登場
ちょっと前の麦茶のコマーシャルにこんなのがありました。
初老の医師が、一日の仕事を終えてうまそうに麦茶を飲み干す。
医者が一人しかいない離島なのでしょうか。
一日中患者が途切れなく訪れる診療所の、診療が終わった後の充実感が伝わってくる風景でした。
あのコマーシャルを見て、昔の開業医にはああいう人がいたなあという感想をもらした年配の人がいました。
昔の医師は患者に聴診器を当て、病気を判断し、それに基づいて適切な処置をしたのです。
しかし、現在の医師は血液の検査を依頼し、レントゲンの撮影を依頼し、その結果を見て診断を下します。
憶測を交えず、客観的なデータを総合して判断するのが現代の医療であるということがいえます。
医療の高度化にともなって、聴診器と医師の経験だけでは病気を判断できなくなってきました。
というよりも、病気を判断するための多くの検査技術が開発されたといった方がいいかもしれません。
治療についてもさまざまな医療機器が登場し、医師の治療を助けています。
このように現代の医療は実に広範囲に及び、とても医師だけの力ではカバーできなくなっているのです。
このような背景から登場したのが医療技術者とよばれる人たちです。
たとえば、血液検査をはじめ種々の検査を担当する臨床検査技師、
エックス線やCT(computed tomography)の撮影を担当するのが診療放射線技師、
その他にも、臨床工学技士、義肢装具士、理学療法士、作業療法士、視能訓練士、歯科では歯科衛生士、歯科技工士といった人たちが医療の現場で働いています。
これらの医療技術者はすべて法律で定められた国家資格です。
わが国の法律では医師以外は診療行為はできませんので、医師の指示という制限はあるものの、人命を預かる非常に大切な仕事です。
カテゴリー:医療技術者の仕事と将来性
