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あん摩マッサージ指圧師
あん摩マッサージ指圧師は、介護分野において注目される資格
東洋医療の世界において、鍼・灸治療と並ぶ手技療法資格に「あん摩マッサージ指圧師」があります。
ストレス社会を背景に、マッサージに通う患者の低年齢化が進んでいる現代において、今後急速に需要が伸びていく資格といえるでしょう。
あん摩マッサージ指圧師は、厚生大臣が認可する国家資格であり、その免許や業務については、「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師に関する法律」によって「医業類似行為者」として規定されています。
はり師・きゅう師と同様、投薬、注射、手術などの医療行為を行うことはできません。
ただ、「医師の同意書の提出」など、条件を満たしていれば、健康保険の取扱いも認められています。
あん摩マッサージ指圧師の仕事 つぼ経穴にマッサージを施し血の流れをよくする
あん摩マッサージ指圧の治療は、中国伝統の「中医学」に基づいています。
身体表面と臓腑をつなぐ、血液・リンパの循環系と一致する経絡上には、経穴と呼ばれるツボが点在しており、ここが治療点になります。
患者との問診を行った後、このツボに刺激を加えて、きけつすい気血水の流れをよくしていくというのが、あん摩マッサージ指圧の基本的な考え方になっています。
あん摩マッサージ指圧師は、はり師・きゅう師の資格を合わせて持つ人が多く、患者の症状に合わせて、鍼・灸とマッサージを組み合わせる治療を行うことも可能です。
また、高齢者の増加に伴い、診療所での治療だけでなく、在宅患者に対する往療(訪問マッサージ)を実施していくこともできます。
あん摩マッサージ指圧師の将来性 高齢社会に向けて、さらなる活躍が期待される
新しく導入された介護保険制度のもとでは、あん摩マッサージ師が訪問リハビリの一環として機能訓練指導などを行うことが計画されています。
また、同制度下において、中核的役割を担う「介護支援専門員(ケアマネージャー)」の実務研修、受講試験の受験対象者に、はり師・きゅう師とともに加えられています。
したがって、居宅介護支援事業者(ケアプラン作成機関)や居宅介護サービス事業者(サービス提供機関)を立ち上げるなど、高齢社会における活躍の場はさらに広がることになります。
ちなみに、東京都内では、1416名のあん摩マッサージ指圧師、はり師・きゅう師がケアマネージャーとして誕生、サービス提供に向けて準備を進めています。
このようにケアマネージャーとしての資質を吸収して、居宅介護支援サービスの手法を手がけられるようになれば、独立開業している施術所で、通院患者や地域住民の介護に関する相談に応じたり、
行政への申請代行、アセスメント、ケアプランの作成など多様な展開ができることになります。
あん摩マッサージ指圧師は、高齢者の生活に応じた介護サービスのメニューに鍼・灸・あん摩マッサージを行うことができる人材としても注目される資格です。
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